ラミネートべニアとは
歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付ける治療法です。付け爪のような感覚で、お口の見た目を美しくすることができます。
当院では、アメリカUCLAで習得した知識と技術により、患者様一人ひとりに合わせた治療を提案させていただきます。
ラミネートべニアの症例
症例1:歯列矯正後に行った方法
治療前
治療中
歯列矯正後、ラミネートべニアによる治療を実施。
治療後
前歯4本がラミネートべニアです。
症例2:前歯の大きさを揃えた方法
治療前
歯の大きさや幅が不揃いになっています。
治療後
前歯4本にラミネートべニアを行っています。
犬歯には、コンポレットレジンを詰めました。
症例3:ガミースマイルへの治療
治療前
上歯の歯肉が露出しています。
治療後
前歯を中心に6本のラミネートべニアを行いました。合わせて、歯ぐきの形成治療も行っています。
術前シミュレーション
当院では、ラミネートべニアの術前シミュレーションを行っています。「モックアップ」という仮歯を使い、歯を削る前に一度イメージを確認していだきます。
治療中は「ロビショナルレストレーション」と呼ばれる仮歯を入れるので、日常生活に支障なくお過ごしいただけます。
モックアップについて
術前シミュレーションに用いる仮歯です。日本ではあまり馴染みがありませんが、欧米では仮歯を使ったシミュレーションが行われるのが一般的です。
モックアップを使ったシミュレーションを行うことで、患者様のイメージも正確なものになります。
※モックアップは術前シミュレーションのみに使われます。
ラミネートべニアの治療の流れ
初診・カウンセリング
歯科医師またはTC(トリートメントコーディネーター)によるカウンセリングを受けていただきます。患者様のお口の状況を確認しながら、治療計画と費用を提案いたします。
モックアップ作成
術前シミュレーション用の仮歯の型取りを行います。石膏の歯型に、レジン素材(歯科用プラスチック)をつけていきます。モックアップは現在のお口に装着できるので、治療後のお口の状態をイメージしやすくなります。
治療スタート、仮歯の型取り
患者様が治療に同意されたら、治療期間中の仮歯の型取りを行い、製作に入ります。ラミネートべニアの治療の前に、お口の写真撮影とレントゲン撮影を行います。虫歯があれば、先に治療を優先します。
歯の形成と色合わせ・仮歯の装着
ラミネートべニアをつけるスペースを作るために、歯を削ります。歯は薄く削るため、歯質が弱くなることはありません。歯の形成後に再び歯型を取り、歯科技工士が前もって製作した仮歯を装着します。
ラミネートべニアの製作
歯科技工所へラミネートべニアの製作を依頼します。ラミネートべニアの製作には1週間から10日程度かかります。
セット/完了
できあがったラミネートべニアを装着します。色や全体のバランスに問題がなければ、接着して治療終了となります。治療後に経過観察が必要な場合は、1、2回の通院が必要になることがあります。
お問い合わせ
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